「なぜカラーリングの色味は時間とともに落ちてしまうのか」を徹底解説!カラーの持ちをぐんと良くする秘訣『MADENAのインナーリセット』もあわせてご紹介します♪

こんにちは!浜松市浜北区の美容室『atelier emmi-RE (アトリエ エミリィ)』代表の井口です。いつも当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

今回のブログでは、「なぜヘアカラーの色味は時間とともに落ちてしまうのか」

という問題に切り込み、徹底解説いたします✨✨

もちろん、解説だけでなくおすすめの解決策も一緒にご提案していきますので、どうぞ最後までご一読ください😊

1990年代ごろからカラーリングが一般化して、たくさんの色味を手軽に楽しめるようになりました。

特に最近はただ髪色明るくするだけではなく、透明感のあるカラーが増えたおかげで表現の幅が広がり、

いろんなスタイルを楽しめるようになってきましたよね。

しかし、、、

どんな色味でも、どんなに品質の高い薬液を使ったヘアカラーでも、、

絶対に避けられないのが「カラーの色落ち」です。

一度でもヘアカラーをしたことがある方はおわかり頂けると思いますが、

染めたばかりの色味を次回の美容室の日まで持たせることは絶対に不可能なんです。

すべてのヘアカラーで色落ちはおこります。

では、

「なぜ色落ちが起こるのか」

「どうすればなるべく色落ちを防げるのか」

この2点について徹底的に解説していきます!

ヘアカラーの色落ちの原因①「アルカリ(ph)」の残留

1.カラー剤にはかならず「アルカリ剤」が入っている

まず、原則としてヘアカラーとは髪の毛の内部に色素を入れ、髪の色を変えるという仕組みです。

そのためには、まずキューティクルを開く必要があります。

これを助けるのが「アルカリ剤」です。

アルカリ剤は、髪のpHを上昇させる働きがあるので、

キューティクルを開きやすくするためにカラー剤には必ず含まれています。

2.残留したアルカリのせいでキューティクルが開きっぱなしに

シャンプーでは、アルカリを完ぺきに落とすことはできません。

アルカリ剤が髪に残留していると、キューティクルが完全に閉じない状態が続きます。

髪を保護するためのキューティクルが開いていると、

髪の内部に含まれる色素が外部に流出しやすくなり、結果としてカラーの色落ちが進みます。

3.残留アルカリ自体がダメージに

残留アルカリはその存在自体が髪にダメージを与えます。

残留アルカリのせいで、髪のpHバランスが崩れ、髪の強度や弾力が低下。

髪の内部構造が壊れやすくなります。

ダメージを受けた髪は、キューティクルが剥がれやすくなり、

さらに色素が流出しやすくなってしまうのです。

メモ【髪の毛の構造】

キューティクル:髪の一番外側にあるうろこ状の層で、髪を保護しています。

コルテックス:髪の中間層で、メラニン(色素)や水分、タンパク質が含まれています。

       ヘアカラーは主にこの層に作用します。

メデュラ:髪の中心部分ですが、細い髪では存在しないこともあります。

ヘアカラーの色落ちの原因②「オキシ(過酸化水素)」の残留

1.カラー剤にはかならず「オキシ(過酸化水素)」が入っている

アルカリ剤でキューティクルを開くと、次にすることは染料を髪の内部に浸透させることです。

そのときに欠かせないが、この「オキシ(過酸化水素)」。

髪の自然な色素(メラニン)を分解し、脱色する作用があります。

これにより、染料の色が鮮やかに発色するという仕組みです。

さらにオキシは染料の分子を酸化し、発色させます。

これにより、希望のヘアカラーが髪に定着するという訳です。

2.残留したオキシのせいで脱色が続いてしまう

アルカリ同様、シャンプーではオキシを完ぺきに落とすことはできません。

残留したオキシは、ヘアカラーの施術後も髪の内部で酸化反応を続けることがあります。

この酸化反応が続くことによって、さらに髪の色素を分解し、どんどん髪色が明るくなってしまうのです。

特に明るい色や鮮やかな色ほどオキシの影響を受けやすく、時間が経つと余計に明るくなってしまう…

ということが起きてしまいます。

3.残留オキシ自体がダメージに

オキシが髪に残留すると、髪の構造自体にもダメージを与えることがあります。

酸化反応は髪のタンパク質を分解してしまうので、髪を弱く・脆くする可能性があります。

これにより、髪のキューティクルが損傷し、色素が外部に流出しやすくなります。

アルカリ剤もオキシも、ヘアカラーには欠かせない重要なものなんですが、

残留すると髪の毛に悪い影響を及ぼすということなんですね…😅

カラーの色落ちの原因③「環境的要因」

ヘアカラー自体の構造によるものの他に髪の毛の色素を分解してしまう環境的な要因があります。

  • 紫外線の影響
  • ヘアドライヤーやヘアアイロンなど熱の影響
  • 塩素を含む水道水やプールの水の影響
  • ダメージヘアなど髪の健康状態
  • 洗髪時のお湯の温度(高温)や摩擦
  • 市販のシャンプーの使用

ヘアケアを積極的におこなっている方なら1度は耳にしたことがあることばかりだと思いますが、

このような要因もカラーの色落ちを進めてしまう要因になります。

特に毎日行う洗髪では、カラーの色落ちを進めてしまう原因がたくさん含まれてしまいます。

正直に言うと市販のシャンプーは良い成分がとても少ないのが実情です。

シャンプーの値段が安い、高いに関わらず良い成分がサロンシャンプーに比べてとても少ないので、

根本から髪質を変えていきたい…という場合はサロンシャンプーをおすすめしています。

アトリエエミリィでおすすめしているサロンシャンプーです⇓

シャンプー剤写真

色持ちアップには「アルカリ」と「オキシ」の残留をいかに防ぐかがカギ!

ここまで読んでくださった方は、ヘアカラーの仕組みにかなり詳しくなれたかと思います😉

そして、同時に

「え?じゃあ、どうやって色落ちを抑えれば良いの…?」

「ヘアカラーの仕組みが仕組みだから、もう無理では?」

と、思ったかもしれませんね。

しかし、、

色落ちを100%防ぐのは無理でも、「アルカリ」と「オキシ」の残留を防ぐことで、

かなりカラーの持ちが良くなります!!!

『MADENA のインナーリセット』で残留アルカリ・オキシを落とす!

そこでおすすめしたいのが、残留アルカリ・オキシをきれいに落とすMADENA のインナーリセットという施術です。

憎き残留アルカリ・オキシをしっかり取り除くことで、ヘアカラーで出てしまう蓄積ダメージをなくし、

色持ちをアップさせながら手触りもなめらかな髪に導きます。

また、ヘアカラー特有のツンとした臭いも軽減されるので、ヘアカラーの残臭が苦手な方にもおすすめです。

施術の流れ

先ほどお伝えしたように、インナーリセットは

「残留アルカリ・オキシをしっかり取り除く」という施術になりますので、ヘアカラー後に行います。

通常通りのヘアカラー

ヘアカラー後、お流しします

アルカリ除去剤を塗布し、優しく揉みこむ(約3分間)

浸透したらシャンプーし、お流しします

オキシ除去剤を塗布し、優しく揉みこむ(約3分間)

浸透したらシャンプーし、お流しします

トリートメント⇒ドライ、仕上げと進みます

それぞれの物質をしっかり落とせる除去剤を2種類使い、ヘアカラー後でも髪本来のあるべき姿に戻していきます。

施術料金

施術料金は+ 2,200円(税込み)です。

ヘアカラーはその仕組み上、施術する度に少しずつダメージが蓄積していくので、

できるだけカラー後は毎回プラスしていただくのがおすすめです!

また、インナーリセットは残留するダメージ成分は除去できますが、栄養を補給するという観点からみると、

プラスでトリートメントもして頂けるとより良いかと思います✨✨

  • インナーリセット+システムトリートメント 5,000円(税込)
  • インナーリセット+リンゴ幹細胞トリートメント通常7,000円➡の6,000円です♪

⇩おすすめのリンゴ幹細胞トリートメント

https://emmi-re.com/?p=2593

髪は一度痛むとトリートメントをしても元には戻りません。

いかに毎回のダメージを減らしていくかがとても大事になってきます😉💖

ヘアカラーの色落ちをアップさせながら髪本来の美しさを取り戻しましょう

「明るい色でも色持ちが良くなった!」

「カラー後のイヤな臭いも減って、手触りがよくなった!」

などなど…

既に施術したお客様からは嬉しいお声をたくさんいただいております。

私たちスタッフが丁寧にヒアリングしたうえで施術を行い、お客様一人ひとりの髪の状態に合わせたケアを提供します。

施術内容・料金ともにトライしやすいと思いますので、ぜひ一度お試しください。

この記事を書いた人

井口隆央

アトリエ エミリィ/代表&スタイリスト。「お客様ファースト」…20年近い美容師経験の中で1番大切にしてきたことです。ヘアースタイル、お店の雰囲気、スタッフ、会話、全てにおいてemmi-REに来たらいつも笑顔になれるそんなお店であり続けたいと思っています。性別、年齢問わず貴方だけのスタイル作りのお手伝いをさせて下さい。

毎日の疲れやダメージを、emmi-REでリペアしませんか?

atelier emmi-RE(アトリエ エミリィ)は、夫婦2人で運営している3席の小さな美容室です。 友だちの家に、息子・娘の家に遊びに来るような感覚で、お気軽にいらしてください。